数年前までは車検にかかる金額の相場は決まっていましたが、法改正があってからは車検の方法も様々なものが出てきて、金額の相場にも開きが出てきています。
新車を購入して3年以上経過した後は、2年ごとに継続検査を受けなければなりませんが、近年の規制緩和の影響もあり車検の相場はかなり幅が出てきています。
まず、大きく分けて車検には業者に依頼する場合と自分で行う場合の2タイプに分かれています。
【車検を業者に依頼する場合】
現在、民間業者により行われている車検にはディーラー車検、民間車検工場での車検、ガソリンスタンド車検、フランチャイズ車検、ユーザー車検代行など様々な種類があります。
民間業者での車検費用は現在、10~18万程度と言われています。
基本的に車検、つまり継続検査を行うためだけであれば、費用には大差は実はありません。
費用に開きが出るのは、部品の交換やメンテナンスなどの保守点検費用がかかるためで、例えば、ディーラー車検では、自社の自動車の点検には細かいサポートを行っているためにコストが多少、他の業者に比べて掛かってしまう傾向にあります。
コストがかかることは表面的にはあまり良くないように思われがちですが、例えば、10年以上乗っている自動車ですと、それなりの点検・メンテナンスは当然必要になってきますので、多少コストが掛かったとしても「安全」を買うと思えば、それほど高い金額ではないでしょう。
逆に考えますと、登録してからの年数がわずかで、走行距離が少ない状態で継続検査を行う場合は、ディーラー車検よりもコストが安い車検業者を選ぶという手もあります。
とは言いましても、車検を安く通すことよりも、「安全」が大事であるのは間違いないですから、慎重に判断したいところです。
【自分で車検を行う場合】
いわゆるユーザー車検ですが、上で挙げた車検の相場よりも数万円安く済ませることができるのが特徴です。
近年はドライバーのコスト削減の影響もあり、ユーザー車検を受ける人は増加傾向にあります。
ユーザー車検は、時間に余裕があって、自分の自動車についてある程度、保守管理に自信がある人にオススメの方法で、メンテナンスさえしっかり行うことができれば、業者に頼むよりは、ぐっとコストを抑えることができます。
ただし、繰り返しになりますが、車検を安く通すことよりも、「安全」が大事であるのは間違いありません。